2010年01月28日
SPORTEC RS460 の一般整備編 by イグサ
B5 RS4のコンプリートカー『SPORTEC RS460』です。中古車にてご購入されたばかりとのことで、状態の把握を含めて各部の点検整備を実施しました。 点検の結果、エンジンオイル、フィルターの交換、フロントドライブシャフトブーツの破れ、エアエレメントの汚れなどで各部交換となりました。入庫時にエンジンチェックランプが点灯しており、診断したところ燃調に関するフォルトコードが入力されていましたが、以前に整備を行ったRS460も同様の傾向にあったので、エンジンのECUプログラムの傾向かも知れませんね・・・。
ターボパイプ周りやバキューム配管を点検したところ、純正のディバーターバルブが2個とも内部のダイアフラムが損傷していることが判明し、アルミボディのピストン式バルブを採用しているハイパーブーストディバーターバルブに変更し対策を行いました。エンジンチェックランプ点灯の直接的な要因かは不明ですが、過給されたエアが循環していた可能性があるので要経過確認となります。 マフラーはハンガーステー部分に負荷がかかり破損。NEUSPEED キャットバックシステム S4 2.7T用を流用し取り付けることになりました。 実は、RS4への流用は過去3~4台に装着実績があるんです。マフラーは現在欠品中のため、NEUSPEEDからの取り寄せとなりますので、加工、取り付けの様子はまたご紹介いたします。
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│一般修理/車検