カムシャフト

2013年03月09日

GOLF5 GTI 高圧フューエルポンプの異常磨耗

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高回転、高負荷時にエンジンが吹けなくなり失速してしまうという問題が発生。ECUに残っていたフォルトコードから燃圧の低下が原因と診断し、高圧ポンプを外してみたところ、インテーク側カムシャフトのポンプ駆動部分が異常磨耗の状態で、高圧ポンプ側もタペットが完全になくなりポンプのロッドが突き抜けた状態でした。

DSCF2824_1DSCF2860_1インテークカムシャフト、高圧ポンプを新品に交換して作業は終了です。ここまで削れた鉄粉や破片の行方に不安は残りますが、今回は必要最小限の内容に留めました。オイル管理の影響も原因のひとつかも知れませんので、定期的なオイル交換は必ず行ないましょう!

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2010年11月08日

New Beetle 2.0 AQY × NEUSPEED JSP-Chip & Sport Cam + etc. by イグサ

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オーバーヒートにより入庫されたNew Beetle 2.0 AQYです。 ウォーターポンプを外したところ、やはり破損していました。 今回の分解作業に伴いタイミングベルトセット、テンショナープーリー、ウォーターポンプ、そしてNEUSPEED 256°のスポーツカムシャフトを取り付けることになりました。

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カムシャフトをセットして、ECUはNEUSPEED JSP-Chipをインストール。純正では4000rpm以上は回ってもトルク感を伴わない重苦しい感じですが、変更後は気持ちよく加速が持続していきます! これならNAでも楽しめます。 機能系がパワーアップしたところでフォグランプをHID化を敢行! まだまだ楽しく乗れるNew Beetleでした。

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2009年11月01日

RS4 2.7T エンジン異音修理 by イグサ

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エンジンの異音修理で入庫したRS4 2.7Tのエキゾースト側カムシャフトとハイドロリックタペットです。タペットの上部が磨耗して穴が開き内部の部品とカムシャフトが直接接触したことで異音を発生させ、カムシャフトの異常磨耗に発展したという状況でした。他のタペットにも剥離や変形が生じている状況です。原因としてはオイルの劣化による潤滑不良やタペットの不具合により剥離が起こり異常磨耗が進んだ可能性も考えられますね。
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今回の修理ではインテーク側には剥離や異常磨耗は見受けられず再使用となり、エキゾースト側カムシャフトを両バンク共に交換しタペットも全箇所交換して対処しました。走行距離がもう間もなく10万キロということもあり、タイミングベルト廻り、ウォーターポンプ、サーモスタットなども同時交換。これからも長く乗って行きたいというオーナー様の意向を反映して修理完了です。これからはこまめなオイル管理でエンジン内部を守りましょうね。

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